NFTアートの展示方法にギャラリーを作られている方が増えています。
つい難しいと思いがちですが、NFTギャラリーを自分で作るのは意外と簡単です。
今回は、初心者でもできるNFTギャラリーの作り方をご紹介していきたいと思います。
<目次>
NFTギャラリーの魅力とNFTギャラリー作成の準備
NFTギャラリーの魅力は、なんといっても他の作品と差別化できる、独自の空間での展示方法ができることです。
また、マーケットプレイスやSNSへのリンクを設置できるのでアクセスに限界を感じているSNSやマーケットプレイスへの誘導が行えます。
独自空間の演出で、作品をより魅力的に見せることができるので、自分の世界観を演出したい人にはピッタリの展示方法と言えるでしょう。
では、どのようなことから始めていけば良いのでしょうか。
NFTギャラリーを作成するための準備をご紹介していきましょう。
1. 展示したいNFT作品を選ぶ
NFTギャラリーに展示する作品を選びます。テーマやジャンルを統一すると、非常に魅力的なギャラリーになりますので、作品選びは重要です。
例:
ポートレート作品特集
抽象的なデジタルアートコレクション
デジタル写真シリーズ
2. ギャラリープラットフォームを選ぶ
おすすめのNFTギャラリープラットフォームをいくつかご紹介します。
それぞれの特徴と使い方を見て、自分に合ったものを選びましょう。
① Spatial(スペーシャル)
バーチャル空間でインタラクティブなギャラリーの構築可能なプラットフォームです。
テンプレートが豊富で、初心者にも使いやすい設計なのが特徴です。
商用利用が可能なので、ビジネスでも使っている人も多いですよね。
使い方:
無料アカウントを作成。
空間テンプレートを選択(モダン、ミュージアム風など)。
NFT作品をドラッグ&ドロップでアップロード。
作品ごとに説明やリンクを設定。
魅力:リアルタイムでの空間編集や、他のユーザーとの共同作業が可能。
② OnCyber
ドリームクロッシングでもいくつかご紹介してきたプラットフォームです。
シンプルで直感的な操作性。Web3対応でMetaMaskを利用してNFTを直接ギャラリーに表示可能です。
使い方:
MetaMaskでログイン。
自動的にウォレット内のNFTが表示される。
レイアウトをカスタマイズし、簡単に公開可能。
魅力:ウォレット連携でスムーズな設定。シンプルさ重視の方向け。
③ MO | NA
MO | NAはデジタルアートに特化したサービスです。気に入った作品はその場で購入できるなど、NFTアートでギャラリーを作りたい人にはとてもおすすめです。
NFTギャラリーでおこないたいカスタマイズの重要性
NFTギャラリーを作成するにあたり、重要視していただきたいのがカスタマイズ性です。
ギャラリーを持つ意味は、独自の空間演出を行えることです。
もし、簡単にギャラリーを作成して、展示だけをさせたいとお考えの場合、そこから多くの人がギャラリーに来てくれると考えてしまうと、失敗してしまうおそれがあります。
なぜなら、ただ展示しただけで作品を気に入ってもらえるとしたら、それは作品自体に非常に、誰もが感動するような魅力がなければ難しいでしょう。
そんな作品であれば、マーケットプレイスに出すだけで売れるかもしれません。
しかし、多くの場合は、その世界観や作者の気持ちを理解してはじめて作品として魅力をはなつものが多いですよね。
それに気づいてもらうことができないので(どうしても作品単体だけを見てしまう)、なかなか売れないという自体になるのです。
もっと作品を知ってほしい!と感じるなら、空間ごとまるごとデザインするのがおすすめです。
それができるのが、バーチャル空間です。通常の個展でそこまでやろうとすると、大変なことになってしまいます・・・。
ですので、NFTギャラリーを選ぶなら、カスタマイズ性のあるものを選び、自分の空間演出を行うことを強くおすすめします。
そんなこと言われても、空間デザインやカスタマイズなんてイメージが持てないよ・・・
そうお感じの方のために、空間デザインのイメージをご紹介しますね。
1. 空間のテーマに合わせたデザイン
ミニマル:シンプルで洗練された雰囲気。
ファンタジー:幻想的でアートの魅力を引き立てる。
レトロ:懐かしさを感じさせる配色や装飾を採用。
作品のテーマに合わせて選ぶとより効果的です。
2. インタラクティブ要素を追加
作品にクリックアクションを設定して詳細情報を表示。
音楽やナレーションで訪問者の体験を向上。
音楽は素晴らしい効果を引き出してくれます。音楽も追加できる空間はなかなかありませんが、自分の世界観を見てもらったあとで、ユーチューブなど音楽付きの空間へ誘導するのもありです。
3. 配置と照明
作品の位置を調整して目立たせる。
照明効果で雰囲気を強調。影や光の調整でプロフェッショナルな空間を演出。
作品の配置を横並びだけではなく、アートな並べ方で演出を行う
これには作品を自由に配置できるプラットフォームと、照明をさわれる設計が必要なので、ギャラリー選びは重要です。
NFTギャラリー作成後におさえておいてほしいこと
NFTギャラリーは作成して終わりではありません。なぜなら作成しただけでは集客はほぼできないからです。
NFTマーケットプレイスと同じで、多くの空間の中に埋もれてしまうでしょう。
ではどうすれば良いのでしょうか?
NFTギャラリーは、人を呼ぶためのものだけではなく、自分のアート作品を表現するためのものと考えましょう。
そして、その空間ができあがったら、魅力的にSNSなどで発信していくのです。
つまり、表現の切り口を増やすためにギャラリーを使うというイメージです。
なので、ギャラリー作成後は、自分の展示会場となったNFTギャラリーをどうやって広めるかを考えることが大切です。
その方法を簡単にご紹介します。
SNSでシェア
TwitterやInstagramでギャラリーリンクを投稿。
ギャラリーのスクリーンショットや動画を添えて目を引く投稿を心がけましょう。
投稿例:
「新作ギャラリー公開!アートの新しい楽しみ方を体験してください」
「自分だけのバーチャルギャラリーにご招待」
NFTマーケットとの連携
ギャラリーにマーケットプレイスのリンクを貼り、購入を促進する。
ギャラリーを訪問した人がスムーズに購入できる仕組みを作る。
コミュニティイベントで発表
NFTアート関連のイベントで自分のギャラリーを紹介。
オンライン展示会を開催して新しいファンを獲得。
以上のようなながれで、NFTギャラリーを作成し、自分の世界を多くの人に知ってもらう空間を作ってみてください。
まとめ
NFTギャラリーの作成は初心者でも簡単に始められます。
当サービスの、ドリームクロッシングでも、独自の空間で作品を輝かせ、販売促進につなげることが可能です。
ぜひ今から、自分だけのNFTギャラリーを作ってみてください!
ーーーー執筆者ーーーー
yuyuko
AIを使ってアートを作り、
VR空間でどのように見せるかを追求する、
ドリームクロッシングの管理人です。
Commentaires